東京湾に面する鋸南町。創立126年の歴史を誇る保田(ほた)小学校は、過疎化による生徒の減少で2014年に閉校となった。
町の活性化のためにと都市交流施設への再生を目指し、専門家や大学生の意見をもとにプロポーザル形式で設計者を選定、運営は民間事業者に委託してる。学校の雰囲気を残しながら「道の駅 保田小学校」として再生され、町の新名所となっている。
教室を改修したインフォメーション「街のコンシェルジュ」、五つのレストラン、宿泊施設「学びの宿」、展示スペース「まちのギャラリー」、そして体育館を活用した里山市場「きょなん楽市」、さらには元は職員棟だったという温浴施設「里の小湯」など、家族でも一日中遊べる多目的な複合施設となっている。
→道の駅保田小学校