里山の風景の中でも過疎化の象徴的な存在である閉鎖された学校。学校は子供たちの成長の場であるとともに、大人たちの集まりの場でもあり、地域コミュニティの核となる場であった。里山の伝統や文化を残すためにも、「歴史を刻んだ建築物として保存すること。」、「地域コミュニティの場として、都会人を迎える場として活用すること。」が大切だ。
活用の方法は様々だ。宿泊施設やカフェ、物産館など、アートギャラリー、里山体験の場として、そして映画やドラマ・CMのロケ地、などなど。
古い外観の校舎や体育館、草が生えたグラウンドやプール、廊下と教室入り口の札、教室の黒板や物入れ、机やイス・・・誰もが子供の頃を思い出すノスタルジックな世界がそこにある。